九段下「じーにやす」は新日本蕎麦
九段下というか市ヶ谷との間。
靖国神社西端の向かい辺り。
以前格安讃岐うどんが有った場所にいつかそば屋が出来た。
看板に新日本蕎麦湯なんて書いてるので、何かひねってるのか？と今まで足も進まず。
普通のそばで500円らしく大して安くもないので。
今日ふと覗いたら西洋系の店員さんが立ってて、何だ？と急に気になり入ってみる。
ふーん、フランス産合鴨だって。
そのそばがランチなら600円で食べられると。
いくらフランス産でも合鴨そばが600円なんてそう無い。
しかもフランス産なら逆に悪くなさそうに感じるから不思議だ。
☆注文
フランス産合鴨せいろ
薬味は、というかそばの上にこんもりネギ。
輪切りじゃなくて細く斜め切ったの。
蕎麦はかなり香りが有るようです。
ぼそっともせずおいしい蕎麦のようです。
色はグレーに黒斑点。
太さは中の中か。
つゆは、いきなり異質な香り。
山椒？
さらに挽き器付き瓶の花山椒まで。
しかし山椒とは、別に西洋系という訳でもないのか？
作ってる方も店員さんも2人とも西洋系のようですが。
つゆはかなり風味がしっかり有るのか、あんまり付けると蕎麦の香りは何処か行ってしまいます。
しかし全然付けなきゃ、ただの蕎麦切りってことだからなあ。
鴨は薄切りで柔らかい。
あの特徴の脂身も無く、鴨か？って感じ。
つゆを蕎麦湯で割って飲む。
意外にも少し薄めに割ってしまった方がよりつゆのおいしさを感じるみたい。
それぐらい風味が強いという事か。
つゆを飲み干してみると、口中に鴨の脂が充満。
それをそば茶で流し込むのが、この蕎麦の本当の〆って感じた。
