出雲「久鶴」は地魚料理
出雲市駅前飲み屋街の一軒。
表には地魚料理の文字。
表の情報はそれだけ。
料理屋という凛とした店構えで中々入りやすくはない。
事情が有るので入る。
カウンターだけの店内だけど、カウンターがずいぶん長く後ろもそんな狭くないので窮屈じゃない。
メニューは木札で刺身、焼、揚とか有って、そこに各種魚の札が掛かってる。
そういうシンプルな料理のみ。
そして魚介以外無し。
価格も無し。
本当に地魚だけを食べさせようという店のよう。
店主は向こうの方でお客さんと魚について熱く語ってる。
何にしようとメニューを見たら、見ないで訊いてみたいな事だった。
価格も書いてないのでそうするとかなり注文に勇気を振り絞らなければだ。
☆お通し
赤矢柄昆布〆 たらこ和え
☆注文
いとより塩焼
お通しが旨い。
たらこが上手く活躍するものだ。
これが出たので刺身は頼まなかった。
焼魚はノドグロが名物らしい。
しかし今日はでっかいのしか無いとの事で一人客にはお勧めしないと。
値段的にも手は出ない。
そして朝採れたのという事で勧められたのがいとより。
すごくふっくら焼けてます。
細長いはずのいとよりという魚がまんまるく見えるぐらいです。
味はおいしい。
特別どうという魚でもないのでただ単純においしい。
分解好きの私は隅々までほじくって平らげました。
