鹿教湯温泉「かつら旅館」の朝食
こちらの旅館は朝食ももちろん、地元で採れたものや自家製野菜の料理です。
天然茸の煮物と天然茸の味噌汁、川魚の甘露煮、焼き茄子、温泉玉子、漬け物盛合せ、味付け海苔。
煮物の茸はこむそう茸と紫しめじ。
良い味付けです。
そして茸の味の方も全体に回っている感じ。
このこむそう茸はしっとりとした感じで、昨夜の料理とまた印象が違います。
しかしこの味、スーパーで売っているような菌床栽培のキノコじゃどんなに頑張っても真似出来そうもない。
味噌汁の茸はあみ茸などだそうです。
味噌が美味しいのと茸の風味とか合わさって、田舎の味噌汁だなあって味。
魚だって無理やり海から連れて来ません。
ちゃんと川魚です。
この魚、何でしょう？
模様の感じは山女魚か何か？
甘過ぎず、旨みが詰まって美味しい。
葉山椒の佃煮？が添えられていて、これが良い風味。
ご飯に添えて、お茶と一緒にお茶漬け風で。
茄子は練った荏胡麻？が掛かっています。
茄子の皮がほろ苦くて、本当は茄子ってこうなんだなあって思います。
温泉玉子は玉子掛けご飯にして。
そのまま食べるより旨い。
今朝の漬け物は野沢菜漬けと野沢菜醤油漬け、白菜、小梅。
醤油漬けが特に美味しい。
そして今朝はご飯がぴかぴか。
こんな炊き上がりだったら昨夜の松茸ご飯、本当に旨かっただろうなあ。
噛んでいるとご飯の良い風味。
当たり前の事のようだけど、実際は最近香りの弱いお米ばっかりな印象。
