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鹿教湯温泉「かつら旅館」の松茸

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10/16晴
今回こちらの旅館に伺った一番の目的は松茸。
宿の方がご自分の山で採って来るという松茸!

そういう事で手に入る松茸に限りも有って、こちらでは松茸コースというのは無いそうです。
普通の料理に松茸料理が数品付くという松茸付きの夕食、トイレ別のリーズナブルなお部屋でお願いして因みに1泊2食10,650円です。

今年はこの時期になって松茸が近年稀にみる豊作だそうで、ホイル焼きなら追加出来るとの事です。
3,150円とかなりお高いのですが、せっかくですからお願いを。

コースの方の松茸料理は土瓶蒸し、茶碗蒸し、松茸ご飯の3品。

その他の料理は以下の通りです。
☆りこぼうの酢の物、ミニトマトの湯むき、ゴーヤと小魚の佃煮、長芋のキッシュ、枝豆が載った盆
こむそう茸の辛味大根おろし
☆南瓜のスープ
こむそう茸、茄子、南瓜のフライ
☆鯉の旨煮
☆胡瓜と大根の漬け物

とにかく松茸から。
土瓶蒸しのつゆ、う~ん!良い香り~!松茸以外は蒲鉾ぐらいしか入っていなくて、松茸の風味を存分に堪能出来ます。

ホイル焼き、若干だけど冷め気味なのだけは残念。
香り勝負の料理だけに、出来立てで香りが立ち上るようなのがやっぱり最高でしょう。

それでも噛んでいると香りが広がって鼻に抜けて行くようです。
試しで醤油を一滴垂らしてみたら見違えるように香りが立ちました。

茶碗蒸しは松茸が数切れと、銀杏が1粒。
この銀杏、良い風味。

食べてみていつも思うけど、茶碗蒸しって特別に松茸が活躍する訳でもなくて特に松茸の風味を引き立てる料理でもない気がします。
何で定番なんだろう?

こちらは松茸以外にも色々天然茸を出してくれる嬉しい宿。

りこぼうはあまり香りは無くてつるんとした食感。

こむそう茸はしゃきっとした歯触り。
これもそんなに香りは強くないかな?
茹でてるからかも?

上に載ってる辛味大根が美味しい。

フライもちょっと冷めてるかなあ?
家族で少人数でやってる宿ですから、本当に出来立ての料理を各部屋に出すのは中々大変でしょう。

それでもこむそう茸は、フライの方が風味が強い感じで何だか美味しい。

南瓜も茄子も旨い。
やっぱり採り立ての自家製野菜だからかな?

南瓜はスープもとっても美味しい。
牛乳が上手い具合に効いています。

鯉は、子供の頃は好きで食べてたけど大人になってからはちょっと苦手で好んで食べなくなりました。

信州は鯉も名物だけど、今までは食べた事無かったですね。
だから長野では初鯉。

かなり甘さ控えめに煮てあって、良い感じの味付け。

輪切りにしてあるのでワタの部分も入っています。
好きな人は行くんだろうけど、遠慮しておきました。

身は柔らかいんだけど、味はちょっと鯖缶のような感じ?
クセも無くて美味しいと思います。

そして松茸ご飯。
松茸、結構一杯入っています。
ご飯全体に良い香り。

今回の松茸は全体に何となく香りが淡めなような気がしなくもないかな?

食べていると茸で妙に美味しい部分が有って、尋ねてみると他の天然茸も入ってるんだそうです。

見てみると確かに割合としては少ないけど松茸以外の茸が見当たります。

その旨みの強い茸はあみ茸じゃないかというお話です。

う~ん、美味しい茸だなあ。

ご飯はもうちょっとぴかぴかに炊き上がっているともっともっと、旨いだろうなあ。