大山ケーブル「かんき楼」しし鍋と豆腐
思えば何年越しの企画。
伊勢原市の大山にしし鍋を食べに。
当時聞いた話だと、獲れるなんてものじゃなくて春先の筍の被害などは困るぐらいだとの事だった。
新宿から小田急のフリーパスで。
伊勢原で降りてバスに乗り換え。
これが着くとバス待ちの大行列。
お陰で時刻表関係無くピストン輸送との事で、そんなに待たずには乗れた。
でもここからが大変。
近づいたら大渋滞どころか動かなくなった。
駐車場の空車待ちの車で進まない。
こんな早い時間に、満車の駐車場が次々空く訳が無い。
あの人達大変な一日だ。
バスは交通整理で、空車待ちを尻目に何とか終点にたどり着いた。
そこからケーブルカーの駅までが、楽しいアーケードのような商店街。
店がずらっとと思ってたら記憶違い。
間に階段が多く、お店は平らな所だけに有るから。
飲食店のほとんどは豆腐料理をやってる。
プラス何軒かは、しし鍋もやってる。
その中でも調べてたら地元の猪とか季節限定とか謳ってるお店が有る。
地元産がいいに決まってる。
そして季節限定なら冷凍もの使ってる可能性が低くなる。
しかしそれらのお店、午前10時台ではまだ開いてない。
先にケーブルで登って来て帰りに寄ろうと思ってたけど、やっぱりお腹が空いてる。
ケーブル駅に近い方の、やってるお店に入った。
宿がやってる昼食も多いけど、ここは食堂風でゆったりで居酒屋的に居られそう。
ただしこの店しし鍋は一年中なので、冷凍を使う事も有るのか分からない。
☆注文
しし鍋小1人前
豆腐料理 楓膳
地酒生酒
楓膳は、
山菜豆腐
湯豆腐
山菜白和え
卵豆腐
豆腐田楽2種
豆腐味噌汁
香の物
ご飯
結構大変な量だ。
白和えの山菜はセリか？
今の時期ならその辺りがいいだろうと思う。
湯豆腐は、テーブルでミニコンロで始まる。
ふっくらふんわりと温まる。
あんまり香りは強くない感じだ。
薬味はねぎ、生姜、鰹節。
山菜豆腐は、基本は冷奴。
そこに山菜と、とろろが添えてある。
湯豆腐だけじゃなくて百貨店も食べたかったので良い。
そしてこの豆腐が湯豆腐よりも香りを感じる。
卵豆腐は、しっかりした食感。
それと、しめじ、オクラが添えられてる。
田楽は、黒味噌と柚子味噌と。
もっちりとしてる。
味噌汁は、出汁が良い香り。
ここにも豆腐なのが嬉しい。
細かく賽の目に切ってます。
お新香は、大根と胡瓜。
さあしし鍋です。
これも、小なのでミニコンロ。
肉は冷凍冷凍でもなさそうか。
味噌仕立てです。
しし肉は、脂身が特に良い風味です。
ミニコンロなので、煮えた後もずっとコトコト出来ないのが残念。
段々冷めちゃうので。
他の具は、糸こん、白滝、白菜、人参、ねぎ、、ごぼう？
ごぼうらしきは、かなりの薄切りで解り辛い。
ここにも豆腐入ってたら楽しいだろなあ。
鍋の〆は特に無いので、汁かけご飯にして雑炊風に味わう。
そんなに濃くなり過ぎてなくて良い。
