チャガルチ「トバギチプ」鯨肉
今回久し振りに釜山に来た理由の一つが、鯨と鮫。
前回場外市場の路上で、鯨の屋台と鮫の屋台を見かけた。
しかも青空屋台。
気になって仕方なかった。
鯨や鮫の肉で1杯飲ませる。
座ればよかったと。
今回来てみると、それぞれまとまって結構何店か有ったはずが極端に減ってる。
しかも屋根無しは無くて、鮫屋台数店と鯨と鮫両方！が1店が一ヶ所に並んでる。
今夜は夕食後一旦宿に帰ったけど、明日は日本にと思うとやっぱり市場へ。
鯨と鮫が1店でなんて何て素晴らしいとその店に行くも、この前値段訊いた人と違う人？でエライ値上がってる。
止めてふらふら。
じゃあと向かった煮込み？のおっさん屋台の一角は閉店。
早い。
ふらあっと回って、市場の一本手前の通りから宿方面に引き返す。
と、その市場街の外れにぽっつり飲み屋。
もろおじさん酒場だ。
そこに鯨が有って何とW10,000。
超安い、というか前来た時はそれが相場だったはず。
ただ、韓国で一人飲みってちょっと。
一旦離れたけどやっぱり戻り、覗いたら一人客居るので中へ。
入ると、食事は出来ない、飲み屋だと。
大丈夫です。
☆注文
コレコギ
マッコリ
鯨には焼酎なのかもしれないけど、焼酎飲み疲れてるので軽いマッコリに。
鯨は、胡麻油タレか塩に付けて食べる。
身はいわゆる塩くじらの部分、皮とその下の脂と、それに肉の部分までくっ付いてる。
生ではなく、茹でてるか何か？
全部一緒に食べてみたり、脂と肉と分けて食べたり。
それぞれに面白い。
思った程、鯨のクセは凄くはない。
風味の範囲だと思う。
脂は良い風味だ。
脂が溶けて柔らかくなってとろんとしてる。
却ってベーコンなんかよりも脂多くないかも知れない。
知れないだけだけど。
しかし薄切りではなくまあまあの厚さで脂の部分がぽってりしてて、量もまあまあ有る。
完食は脂敗けが予想されて危険。
残念だけど残してお会計をお願いすると、何で全部食べないのと。
残すのが美徳の韓国でしかもこういう飲み屋で、そんな言葉を聞くとは思いませんでした。
それだけのものを出してるという事なんだろうなあ。
ところで、市場の屋台はほぼ無くなりましたが周りには店舗を構えた鯨の店が結構沢山有ります。
韓国では結構、鯨が捕れちゃうらしいです。
だから日本みたいに遠洋から遥々持って来たのじゃなくて、国内で捕れた鮮度の良いものなのかな？と思います。
もし刺身で食べられるお店が有ったら、きっと日本のとは全然違うんでしょうね。
