海雲台「ソウォンポックク」ふぐ専門店

 

7/21晴
今朝はまず海雲台へ。
南浦洞から1003番というバスに乗って。

30分ちょっと位だったかな？
地下鉄で乗り換えるよりは楽で早い気もする。

海水浴場の次のバス停下車。
近くにふぐ通りが有る。
全店か知らないけど24時間やってるらしいから、今日の朝食はふぐ。

韓国来てふぐは定番になってるけど、ふぐ通りというのは経験無いから来たかった。

大通りからふぐ通りへの角にいきなりふぐ屋。
わおっ！町の食堂ぽくて好きなタイプだ。
でも、今日の候補の店とは違う。

でもねえ、本当に百聞は一見に強かずで、自分で見て選んだ方が間違い少なくて間違っても後悔も無い。
なんだよねえと言いながら、調べてた店へ。

ふぐ通りといってもふぐ屋4軒ぐらいか？
一番の有名店はお店も大きくてそれでも朝から大混雑。
そこは候補に入ってないので、第一の店へ。

店は2階、ビル的作りで先程惹かれた食堂的店とは違う。
またあちらの有名店とも違い、普通にお客さんが入ってる感じ。

☆注文
ウンボクメウンタン
ミルボクチリ

☆お酒
ふぐ焼酎

ふぐは安い順に
ウン
ミル
カチ
チャム
と4種類有る。

全メニューには無い。
基本はウンかカチ。
スープ類なら全種有るみたいだ。

普通注文するとメインの前におかずが先に出て来るけど、ここはメインが準備出来るまで何も来ない。
お酒も来ない。

しかもずいぶん待つ。
もう待つしかない。

☆おかず
ピルムナムル
キムチ
大根葉キムチ
にんにく芽ムチム
ミョルチ
もやしムチム
茹で昆布

ナムルが旨い。
素材が何だか分からないから尋ねる。
ピルムだと。
山菜？
野菜と。
こんな野菜有るのか？

何とも野の風味。
山菜でなければ野草かと。
まだ蕾にならない花の穂の部分も。

昆布は、サムジャンが付いて来たのでご飯包んで食べる。

もやしは、ふぐスープの出汁で使ったものを和えたものか。
良い味が染みてる感じ。
旨い。

さてスープ。
その前に、1つのテーブルではどうも同じスープを注文してるぽい。
それが韓国式。
いや、この店の方式か？

普通は別々に1人前ずつ注文しても。
多分基本大鍋で作ってて問題無いかとも。

ここは注文ごとにそれぞれ鍋で作って出してる。
一からじゃないかも知れないけど。


そして丼によそって、残りを鍋で持って来た。

ウンボクとミルボク、風味が違うような気がする。
食感も違うような気がする。
ミルの方が滑らか。

味は味付けのせいも有るかも知れないけど。
でもミルの方が、より風味で綺麗な気もする。

チリは日本語から来たちりだから、透明系。
にんにく、もやし、せりなどの韓国ふぐ定番出汁は効いてるけど、澄んだふぐの風味が基本。
おいしい。
ご飯浸すとさらに。

メウンタンは、全然赤くない。
そう辛くもない。
色は茶色の透明系で、味噌的とろりも無い。

大方スープ飲んでから、鍋の残りのスープを足す。
すっかり温い。

考えたら、鉄の鍋より陶器の器の方が冷め難いんだ。
ある程度飲んで早めに足しとけばよかった。

会計時、値段が？
見たら、両方ミルボクになってる。
どうやら聞き間違ったか？

伝票の方が本当だとしたら、あの味の違いは全くのお恥ずかしい勘違い。

因みにミルボクは国産で、本日のお勧めだったようだ。

さらに因みに、韓国では種類はともかくふぐの鮮度＋質として、活、生、国産、それ以外と有る。

活は生け簀の。
生は冷凍じゃない事。

こちらのお店はそのミルボク以外は、その辺言及してたか見なかった。