中野「さらしな」旬の一品料理
中野で昼から蕎麦屋飲み。
そば屋というか、料理がとっても充実してて、居酒屋というかお料理屋というかだ。
旬の一品料理というメニューが1ページ有るぐらい。
そばだけでなくうどんも有るけど、そのうどんはしっかり上州地粉使用だそう。
お一人様という事で混み具合でカウンターに通されましたが、このカウンターが特等席でした。
カウンターの中はガラス張りのそば打ちの部屋。
そば打ちを見学しながらお料理を楽しめるという訳です。
さて料理は当然、旬の一品料理やそこにも入っていない貼り紙の中から選びます。
☆料理
たらの芽胡麻和
筍の木の芽味噌焼
蒸し鴨ミニ
そば掻きかきっぱなし
鴨のササミとわさび菜の霜降
☆お酒
柏露 冷や
さらしな鈴峰 蕎麦湯割（冷）
☆お通し
ひじき煮
ひじきも今旬かと思いますが、それと狙ってでしょうか？
まずはたらの芽、筍といった特に旬な山菜方面を。
産地や天然か栽培か等の情報は特に無し。
たらの芽は、皮の辺りをはがして別にしてあるのが良い。
考えたら部分部分で同じ山菜でも風味が違う訳だから。
穂先、芽、皮と食べ分けるのが楽しい。
筍だって穂と茎と分けて食べてみます。
意外と穂よりも、その下辺りが香りが強い。
穂は穂で穂ならではの風味がもちろん有る。
味噌を塗って焼いたのでなく、焼き筍に木の芽味噌を付けてある。
木の芽は香りはかなりほんのり程度。
鴨は蒸しか鴨ササミか悩んで蒸しを頼むと、蒸しというか見た目ハム的なスライスが来た。
味的にも多少は近いのか？ただ手作りお手製感の有るものではある。
それを、おろしと白髪葱で食べる。
結局対抗馬の方もその後も気になり結局頼んだ。
飲み物は追加はそば焼酎にしてみる。
そば湯割り冷なんてのが有るとは驚く。
そしててっきり割られたものが来ると思ったら、そば徳利に入った焼酎、冷やしたそば湯、氷と別々にセット来て、自分で作るのだ。
1杯分だと思ってたから、とんでもなく嬉しい。
そば湯はどろっとタイプ。
置いてると徐々に沈殿して上澄みができる。
この上澄みの方が、割り用には合ってると感じた。
そば掻きは、普通のとかきっぱなしというのと2種類有る。
かきっぱなしは、正に掻いてる途中でやめて放置したような状態か。
4種類の薬味とつゆ。
つゆはまんまのそばつゆが出るのかと思ったけど、もうちょっと甘辛いような専用のような味か。
薬味は鰹節、おろし山葵、ねぎ、きざみ海苔。
ちなみにそば粉は北海道産使用と。
すごく強くはないけど、噛んでると時々蕎麦らしい香りがする。
そして結局頼んだ鴨のもう一品。
鳥わさのような状態が来ました。
三つ葉の代わりにわさび菜な感じか。
しかし鴨のササミとは初対面。
ササミとなると鴨らしい風味というよりは、まずササミらしい味を感じる。
ササミは割りと小さめに切ってあるけど、もっと大きい切り身をバンバン食べたい。
