淵野辺「三峰庵」自家山取り山菜
今日は相模原まで天然山菜を食べに来た。
相模原というとずいぶん神奈川なイメージたけど、この辺りはすぐそこ町田との都県境。
天然山菜食べに来たといっても山中の店でも何でもない住宅地の一軒。
午前11時過ぎ開店直後に到着。
山菜はグランドメニューではなくて、今食べられるものが短冊メニューに。
その中でも、自家山取り、地場産、露地と、あと天然とだけのものは取り寄せもののよう。
もちろん自家山取りから優先的に。
こんな東京のすぐ横で、自家山取りの天然山菜が食べられるなんて凄過ぎる。
☆注文
自家山取り：
こごみ生姜あえ
山うど酢みそあえ
野かんぞう辛みそあえ
地場産：
たけのこつけ焼き
料理はずいぶん時間は掛かる。
つまり作り置かず一からという事だろうから、慌ててはいけない。
自然の恵みを頂きにきてるんだから、のんびりと、時間の流れを楽しむゆとりを持たないと。
最初にお酒頼んでちびりちびりと待てばいい。
☆追加
朝堀りたけのこ刺身
月山辛口
お酒頼むの忘れてた。
不思議と地酒みたいのは見当たらない？
あとたけのこは頼んだのに、入口すぐにしか書いてない朝堀りたけのこが後から見つかり追加。
じゃあ先に頼んだのが朝堀りじゃないのかは分からないけど。
まずたけのこつけ焼き。
ここのそばつゆを付けて焼いたと。
たけのこの香りがすごく良い。
焼いてるから余計か？
それにそばつゆの香りがプラス。
こごみは、生姜醤油で和えてる。
生姜かなり効いてる。
ちょっと効き過ぎて、こごみの淡い風味を味わうに強い。
避けてよく噛むとやっとこごみの香り。
山うどは、細切りと、その下の輪切り、そして穂。
細切りと輪切りはアクを感じない。
ほんのりとした香りで旨い。
そして穂は反対に強めの香り。
それがさらに旨い。
野かんぞうは、あさつきを平べったくしたような容姿か？
風味はそれよりも、野を感じるような味。
たけのこ刺は、生ではなく茹でてはある。
おろし山葵、甘味噌、辛味噌の3種で食べる。
辛味噌はかなり辛い。
甘味噌が一番合うか。
アクを感じるけどそれも新鮮さの風味の内というようなアク。
穂先まで食べられてその香りが淡い。
☆サービス
菜の花と長芋の胡麻マヨ和え
☆追加
地場産うるいごまよごし
新沢きゃらぶき
そば焼酎ロック
よもぎ切りそば
うるいはその柔らかい風味が、胡麻と合ってる感。
下に敷いてるのもうるいなのが素敵。
きゃらぶきは、沢で採れた新物を煮たものだと。
温かい。
今作ったんだあ！
きゃらぶきというから作り置きかと、ね。
辛味が効いてる。
しかし作り立てのきゃらぶきとはまた味が違うものだ。
これも下にはふきの葉っぱ敷いてるけど、こっちはうるいと違って食べられないって。
よもぎそばは、草団子かのよもぎ風味。
そばつゆ浸けたくないぐらいの香り。
よもぎの芽が添えてあり、天然の摘んで来た感が良い。
つゆはとても良い風味。
そばは色白。
伸び易いとおっしゃったけど、確かに水分が落ちて来ると俄に軟らかくなってしまった。
