檜原村「たちばな家」の天然鮎
お昼は檜原村役場近くのラーメン屋さん。
といっても一番の目当ては秋川で獲れる天然鮎。
五日市からバスで20分ぐらいでしょうか。
それでもここはもう村。
同じ秋川渓谷でもこの辺まで来ると、さらにのどかな田舎の風景になって来ます。
店内はカウンター、テーブル、座敷、奥にボックス席。
お店は渓谷沿いで窓から下を覗くと川、周りは山の素敵な景色。
とってものんびりした空気が流れているお店です。
☆注文
天然鮎塩焼定食
天然鮎背ごし
半ラーメン
生ビール
喜正生酒
☆お通し
いんげん胡麻味噌和え
いんげんが太くてこきこきします。
鮎は時間が掛かります。
他のお客さんはほぼ全員がラーメン類目当てで、鮎などの川魚を注文する人は居ないようです。
だから後から来たお客さんの注文がどんどん先に出てどんどん先に帰って行きます。
鮎塩焼や単品も有りますが、おかずが色々付く定食で。
メニューには単品では無いような地元野菜の料理とかも付くから。
天然鮎塩焼定食は、
鮎塩焼2尾
肉じゃが
いんげん胡麻味噌和え
刺身こんにゃく2種
お新香：胡瓜、キャベツ
きゃらぶき
塩らっきょう
豆腐と葱味噌汁
ご飯
いんげんカブっちゃいましたね。
塩焼は、少し小さめサイズともっとずっと小さめと。
風味は、小さいせいか？とっても淡い。
本当にあっさりしたふわっとした感じ。
焼き加減はやや弱。
というか、皮にあまり焼きめを付けてません。
じゃが芋は新じゃが的風味、そしてねっとり。
肉は豚のカレーに入れそうな角切り。
刺身こんにゃくはもっと冷えてると抜群においしそう。
青海苔入りとそうじゃないのと2種類。
らっきょうは酢漬けじゃなくて塩らしい。
大粒。
背ごしは味噌ダレとおろし生姜が来たので、生姜には醤油垂らして。
鮎がとても小さいもので、背ごし自体の風味は本当にほんのり儚い。
川魚の刺身だけど全く嫌みが無いのは、それが天然という事か。
生姜の香りが良くて、これが背ごしとも相性良さそう。
味噌も合うけど生姜も合う。
どちらも付け過ぎなければ、ほんのり鮎の風味を感じます。
ラーメンは半サイズが有り難い。
ちょっと食べたかったのよ、ってちょっと少なめのラーメン屋ぐらい量有るよ。
麺はご主人がずっと入口で打ち続けてる手打ち。
しこしこのコシ。
スープはあっさり醤油で、魚介出汁？
あれ、そうだった？
でもこれだけ嫌みの無い和風スープだと、普段好まない魚粉系みたいなラーメンスープとは全く別物でおいしく頂けますね。
