檜原村「三頭山荘」の山菜料理
5/4晴⇔曇
山菜の季節。
都民だからせっかくだから東京の山菜を食べに檜原村へ。
地元産の天然山菜らしいですから。
最初はリーズナブルなセットを注文の予定でしたが、せっかくだから山菜小皿22品という山菜料理MAXの檜というコースを。
あと季節の山菜天ぷらざるうどんも。
地酒の喜正の本醸造も。
のらぼうのお浸しが出ましたが、お酒を頼んだから?
とっても香り有る菜の花です。
山菜小皿は山菜じゃないなというのも混ざっています。
見て食べて分かるのは、ぜんまい煮、のびる味噌、わらび酢漬、むかご、こんにゃく、筍、ふきのとう酢漬、きゃらぶき、柚子甘露煮、つくし酢漬、ゆり根、舞茸、たらの芽、こごみ酢漬、ずいき酢漬、山椒の実、わさび漬、刺身こんにゃく。
反対にどう頑張っても分からないのが、うどみたいの、藤の花? 何かの葉、形だけふきみたいの。
花はジャスミンみたいな香りです。
ふきみたいのは、知らない味がします。
これにとろろ、田舎麦飯、自家製三年味噌汁が付きます。
色や保存を考えたら酢漬が多いのはしょうがないのかな?
ただやっぱり酢が前に出ちゃうから残念ですねえ。
山菜の風味も一応味わえはするんだけど。
それにやっぱり山菜って香りそれなら鮮度だから、品数減らしても当日仕込んだ料理だけにした方がもっと風味を味わえるでしょうね。
山菜料理は全体に素朴な調理。
煮たものは薄味で、山菜の風味が前面に出ています。
のびる味噌が良い風味。
わさび漬の酒粕も良い香りです。
刺身こんにゃくは自家製だそう。
そしてこんにゃくも自家製だそう。
酢漬は醤油掛けてみたら、酢が引っ込んで山菜の風味が前に出て来ました。
最初からやればよかった。
天ぷらの方はより、取り置きとか作り置きとか無くて新鮮な山菜を味わえるんだろうなと思いました。
その天ぷらは、たらの芽が2つ、木の芽、舞茸、こごみ、あと分からない長い葉と分からない山菜の芽らしきのが。
残念な事に衣が硬い、多い。
油多くなっちゃいますねえ。
でも山菜の風味はやっぱり楽しめるのかな?
木の芽はさすがに香りが強い。
料理がまだまだ残っているので喜正の今度は生酒を。
うどんはそばとうどんとどっちか訊かれてどっちか訊き返したらうどんと言われて選択。
うどんは手打ち、そばはよもぎ入りの乾麺らしい。
なるほど。
うどんは確かに手打ちの、いやそれ以上の歯応え。
しかも太い。
風味はそれほどかも?だけど、素朴な感じが好き。
このうどんには、わらびのお浸し、筍と大根と人参煮、沢庵が付きました。
わらびが新鮮そうでとっても有り難く感じます。
そしておいしい。
ご飯にはとろろ掛けて。
とろろも良い風味。
でも全体をとろろご飯にはしません。
掛かってない所にのびる味噌乗っけて食べると、また旨いなあ。
味噌汁は意外と、ほんのり風味。
ここにも、せり的な山菜らしき葉が入っていてこれは嬉しいです。
お庭には山桜が。
もう散りかけかな?
帰りにこちらの湧き水を頂いて行きました。