鹿教湯温泉「辰巳屋」で松茸せいろ
お昼は前回来た時にも入ったお蕎麦屋さん。
大衆居酒屋みたいなゆ～ったりした雰囲気が最高なお店。
実際、そば関係だけじゃなくておつまみや定食も有ります。
そして前回来た時は天然茸が色々入った雑きのこそばというのが有ったので、今回も天然茸関係を目当てに来てみました。
ここに来る前に鹿教湯の町を散歩していたら、温泉街の先でこちらのお店のそば農園を発見。
自家製のそばの実を使っているんですか？
いくら信州だからって地元産の蕎麦粉使っているお店なんてそうないでしょ？
こちらも自家製だけでは賄い切れず、蕎麦の実を提供してくれる農家を募っているようです。
さてメニューを見ると、期待の雑きのこそばというか天然茸関係自体が無いみたい。
確かに旬は過ぎた感じでしょうが…
代わりにというにはあまりに大物ですが、松茸せいろが有ります。
こちらは地粉使用の限定品の十割そばというのが有るので、松茸せいろのそばをそれに代えられないか訊いてみました。
すると、出来るけど松茸せいろは汁を、十割そばはそばを味わうものなのでというごもっともなお答え。
では松茸せいろと十割そば、つまみに朝鮮人参の天ぷらと野沢菜を注文。
お酒は地酒の明峰喜久盛を。
お通しは枝豆。
ずいぶん風味の良い枝豆。
町のそちらこちらの畑で枝豆を見かけたので地元産かな？
朝鮮人参は抹茶塩でと。
ほくほくそしてほろ苦く。
野沢菜は日本酒のつまみって感じしますね。
ちょっと醤油垂らして変化付けたり。
さて十割そば。
そばは太めの割りに何だか香り薄。
前回も食べたんだけど何だか違う印象。
もっと細かったような？
香りも良かったような？
まあ香りは、こちらは新そばから一番遠い時期みたいだから。
出汁が良い風味。
甘かったりせず美味しいつゆです。
そして、松茸せいろ。
これが、松茸以外にも茸が入っていると聞いたので天然茸!?と期待したら普通の舞茸。
そして松茸は4片だけ。
あとは鶏肉がころころ。
これじゃあ1,600円って高過ぎ。
ただ、天然茸は茸おろしの小鉢が付いて来ました。
天然茸はニンギョウという茸。
あとなめこも入っていて、これは天然か分かりません。
肝心のつゆは、美味しいんだけどほとんど調味料と鶏出汁味でしょうね。
松茸の風味はもちろん分からず。
甘めで、つゆというより煮汁とかそっち系。
松茸の量が少ないなりにもっと松茸の香りを楽しめる作り方が有りそう。
こっちのそばは細め。
香りは、こちらはやっぱり小麦粉の匂いもする感じなのかな？
